2023年08月06日 │ お葬式の情報
【数珠(じゅず)】についてお知らせします ~ベルホール吉池~
ありがとうございます。
長野県中野市・山ノ内町・長野市を中心にお葬式・家族葬・御法要のお手伝いをさせていただいております、お葬式のベルホール、家族葬のベルハウスの土屋正雄です。
本日は数珠についてです。
お葬式に参列した時に皆さんが、お持ちになる「数珠」について、形や珠の数に様々な意味がありますが、ご存知でない方が多いと思います。
今回は、お葬式に身につけて使う数珠についてご説明させていただきたいと思います。
【数珠(じゅず)とは】
数珠というものは元来、お寺のご住職がお経を唱える際に『何回唱えたのか』を数える目的で使われていました。
数珠の珠の数は基本108個です。
その半数の54個。
1/3の36個。
1/4の27個。
1/6の18個
と様々になります。
現在では珠数にこだわらずに、使いやすさ・見た目の良さなどの実用面を重視して作られているものも多いようです。
基本の数が108個というのは『私たちの心も数珠のように108も動き・変わり・乱れる』ということを表しています。
このことは「108の煩脳」と言われます。
この『108』という数字は大晦日の夜に、除夜の鐘が撞かれる回数でもあります。
ひとつひとつの珠が煩脳を引き受けてくれる仏様であり
『煩脳を消滅し、仏の功徳が得られますように』
との願いを込めて手に身につけるものであることを表しているようです。
このような意味もあり、数珠は肌身離さず持つものであると言われます。ですので、畳や椅子の上に置きっぱなしにすることはマナー違反だと言われることもおります。
【数珠(じゅず)の持ち方について】
数珠の持ち方ですが、読経などを聞いている時や合掌していない時は左手に持って房を下に垂らすのがマナーです。また、焼香などで歩く場合も左手で持って房を下にします。
合掌の際には、宗派によって異なることもありますが、基本は左手にかけて右手を添えるか、合わせた両手に数珠をかけて親指で軽く押さえるのが一般的となっています。各宗派により、持ち方の差異がありますので、改めてご案内出来たらと思っています。
数珠は持ち主の身を守る存在で、持っているだけでも功徳があると言われています。いざという時に慌てないためにも、数珠をお持ちになっておくと良いでしょう。
※万が一、お数珠を忘れての弔問の際でも、お葬式のベルホール吉池・家族葬のベルハウスでは、お貸しできるお数珠のご用意があります。お近くのスタッフまで、そっとお声かけください。
本日は以上です。
ありがとうございます。