2021年06月20日 │ 地域の情報
コロナ禍でも【新盆法要】は行うの? ~新盆についてお知らせします~
中野市・山ノ内町・長野市を中心にお葬式・家族葬・御法要のお手伝いをさせていただいております、ベルホール吉池・ベルハウスの土屋正雄です。
今年も早いもので6月も半ばを過ぎました。
先の見えない「新型コロナウィルス感染症」
大変な社会情勢の中ではありますが、来月8月にはお盆を迎えます。
故人様がお亡くなりになってから、初めて迎えるお盆を新盆(初盆)と言います。夏のお盆の時期になると耳にする「新盆(あらぼん)」の意味をご存知でしょうか?
・通常の「お盆」といったい何が違うのか?
・どういったことをするのか?
ここでは、新盆の法事・法要について詳しく紹介していきます。お盆時期はお寺も忙しい時期なので、早めに確認・準備しておきましょう。
※私たちの中野市・山ノ内町・長野市では来月8月を「お盆」としていますので、その前提で進めさせていただきます。
※また、地域によって「新盆」を(しんぼん)(にいぼん)、あるいは「初盆」を(はつぼん)(ういぼん)などとも呼びます。
【 新盆(初盆)とは 】
新盆とは故人様の四十九日の忌明け(きあけ)以降に初めて迎えるお盆のことです。
そのため、忌明法要(四十九日法要)が8月12日までに終えていなければ、新盆はその年ではなく翌年に行います。
※菩提寺様、地域によって若干の差異がございます。ご不明な方は、菩提寺様や御親戚へ前もってご相談されます様お願い致します。
「お盆」には先祖の霊が帰ってくるといわれ、御自宅でお供えや提灯を置いてお迎えし、「迎え盆(むかえぼん)」「送り盆(おくりぼん)」で、それぞれのお墓へご先祖様をお迎えに上がり供養をするのが、中野市・山ノ内町・長野市では一般的です。
「新盆(初盆)」は、亡くなった故人の霊が初めて帰ってくるお盆なので、菩提寺様や御親戚を招いて、いつものお盆よりも丁重に供養をします。地域によっては「新盆法要(あらぼんほうよう)」として、新盆を法要として盛大に行うこともあります。
※菩提寺様によっては「新盆(初盆)法要」のお付き合いをさせていない菩提寺様もございます。前もって、菩提寺様へご相談・御確認頂くことをおすすめします。
【 新盆(初盆)法要の時期 】
お盆の期間は地域によって異なります。
7月13日~7月16日とする地域、または8月13日~8月16日とする地域が多いです。私たちの、中野市・山ノ内町・長野市では8月13日~8月16日をお盆としています。菩提寺様の都合がつく日を確認し、御親族や親しい方が集まりやすい「新盆法要」の日時を早めに決めましょう。
お盆の期間は多くの企業が長期休暇をとっていて帰省シーズンであることから、移動するのに混雑が予想されます。可能ならお盆期間の前後に移動したり、早朝に出発したりするなど、混雑や渋滞に巻き込まれないように気を付けてください。
【 新盆(初盆)法要の準備 】
新盆法要では、菩提寺様に、事前に御連絡・御相談をして菩提寺様の御予定を押さえておく必要があります。
お盆の時期はお寺も忙しくなるため、お盆の時期を避けた7月下旬や8月上旬に「新盆(初盆)法要」をされるお宅もあります。いずれの場合も、遅くとも「新盆(初盆)法要」の1ヶ月前までには連絡しておきましょう。新盆法要後にお斎(おとき)を予定している場合には、菩提寺様がお斎(おとき)に参加されるかどうか事前に確認をしましょう。
招待する人にも、早めに連絡しておきましょう。料理やお返しの準備もあるため、電話や案内状などで確認することをおすすめしています。この連絡も、菩提寺様のご予定が確認でき次第早めに手配することをおすすめしています。お盆の期間は大変込み合うため、菩提寺様への御連絡は早めに相談下さい。
【 「お施餓鬼(せがき)」を行う寺院もある 】
宗派によっては、お寺で「お施餓鬼(せがき)」が行われます。 菩提寺様から新盆(初盆)の読経と合わせて、施餓鬼会の案内が来ることも多いでしょう。※詳しくは菩提寺様へお問合せ下さい。
【 新盆飾りや提灯など、必要な手配しましょう 】
お盆に必要な物品の手配は前もって済ませておく必要があります。
弊社でもお手伝い出来ますので、御相談下さい。
新盆法要後に会食を予定している場合は、自宅に招いて会食をするか、どこかでお斎(おとき)をするかを決めます。
自宅の場合は、自分たちで料理を用意したり、仕出し弁当などを頼んだりする方法もあります。仕出しや料理屋さんを予約する際は、「新盆でのお斎(おとき)」に利用することを伝えておきましょう。もしかすると「海老」や「鯛」などを使用した慶事向けの料理が出てくることも考えられます。
お斎(おとき)を行わない場合は、新盆法要のあと、お料理や折詰弁当、お酒などを引き物(手土産)と一緒にお持ち帰りいただきましょう。
※私たち、ベルホール吉池・ベルハウスでは、法要後の「お斎(おとき)会場」としての利用も可能です。
会場を利用せず「お料理」「折詰弁当」「引き物(手土産)」のみの手配も可能です。
是非0120-40-3448までお問合せ下さい。
【 御香典をいただいた方への対応 】
新盆法要に参列する方は、御香典を持参されます。また、前もって親族や親しい間柄の方は提灯(提灯代)を持参されます。香典や提灯代をいただいた方へは、お返しをする方がほとんどです。新盆の返礼品の予算は、地域によりまた御施主様のお考えにより様々です。新盆法要に出席してくださった方へは、新盆法要後のお斎(おとき)の席についていただきます。その際、お料理とは別に引き出物(手土産)を用意しておき、お斎(おとき)後にお持ち帰りいただくのが一般的です。
【 新盆法要へ参加されなかった方の返礼品 】
新盆法要へは参加されない方でも、お盆の期間中にお参りに御自宅へ訪れてくださる方もいらっしゃる場合もあります。思いがけず、お参りに来られた方へお渡しするお返しを準備しておきましょう。
※地域により若干の差異がございますので、詳細はお問合せ下さい。
【 お布施の準備 】
新盆のお布施は菩提寺様、地域によって様々です。また「新盆」ではない御檀家様にも「お盆まわり」として、家に来て読経いただく場合もあります。前もって用意しておきましょう。
【 お供え物 】
特に決まりはありません。アレンジの生花でご先祖様周りを彩り、故人様の好きだった「食べ物」や「飲み物」をお供えするとよいでしょう。時節柄、フルーツやお菓子など日持ちするものを選びましょう。
【 新盆(初盆)でお香典をいただいたら 】
新盆には、親戚や親しかった友人などがお線香をあげに訪ねてきたり、香典をいただくことがあります。 その場合は、葬儀や法事と同様に香典返しをお渡しするのが一般的です。
【 まとめ 】
新盆法要について紹介しましたが、新盆のしきたりは地域により、またそれぞれの菩提寺様や宗派によって様々です。どんな形であれ、自分たちが故人やご先祖にできる最大限の供養、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
新盆とは法要ではありますが、お葬式のように悲しみに暮れる法要ではないような気がします。新盆は、亡くなってから故人が初めて里帰りする機会です。 新盆を迎えるにあたって何かとあわただしく準備が必要になりますが、故人を偲ぶ大切な機会ともいえます。新盆に来ていただいた方にも感謝を込めてご挨拶しましょう。また、準備で迷ったときは地域によってはさまざまな習慣があるため、一度菩提寺様や御親戚に相談してみるとよいでしょう。
私たち、ベルホール吉池・ベルハウスでは、法要後の「お斎(おとき)会場」としての利用も可能です。また、会場を利用せず御自宅で営まれる場合の「お料理」「折詰弁当」「引き物(手土産)」のみの手配も可能です。
弊社「トゥー・パパロミオ」にて盆提灯常設展示を行っています。
また、先のブログでもお知らせいたしましたが、中野市吉田にあります弊社「ベルハウスレストラン トゥー・パパロミオ」特製のお持ち帰り用料理【ありがとう弁当】を始めました。
新型コロナウィルス感染症」拡大防止の観点から
「会食」
「忘年会」
「新年会」
「暑気払い」
「地区の集まり」
「送別会」
「歓迎会」等々を控えている方々が多くいらっしゃることと思います。
「今年一年ありがとう」「今年一年宜しくお願いします」
「今までお世話になりました。ありがとうございます。」
「これからお世話になります。宜しくお願いします。」
たくさんの「ありがとう」の感謝の気持ちを込めたお弁当やお料理でおもてなしのお手伝いをいたします。
【ありがとう弁当】をご利用いただけたらありがたく思います。
これからの時期のおすすめとして保冷用のバックに入った商品もございます。
ご利用ください。
ありがとうございます。