2021年04月21日 │ お葬式の情報
急な葬儀でもあわてない!【お葬式】の7つの持ち物リスト
ありがとうございます。
中野市・山ノ内町・長野市を中心に、お葬式・家族葬・御法要のお手伝いをさせていただいております、ベルホール吉池・ベルハウスの土屋正雄です。
前々回のコラムで「数珠・ハンカチ・バッグ・袱紗 通夜・葬儀での持ち物とは?」を書かせていただきました。
欲張りすぎてたくさん書きすぎ「結局、何を持っていけばいいの?」とのお声が寄せられました。
『ぎゅぎゅっ』と7つにまとめてみました。
近年の
『家族葬』の増加
『新型コロナウィルス感染症』
により、以前に比べて「お葬式に参列する機会が少なくなった」
と感じている方も多いのではないでしょうか。久しぶりにお葬式に参列・弔問することになった時、何を持って行けば良いのか忘れてしまった、という経験がある方もいらっしゃるかも知れません。
そこで今回は、お葬式に参列する際の持ち物についてご紹介いたします。大切なお別れの時間に忘れ物をしてしまって困らないように、リストをチェックしてからお出かけください。
また、お葬式の時の持ち物には、お葬式に参列する際の服装と同じようにマナーがあります。
悪気が無くても、知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまって、お悔やみの気持ちが十分伝わらないという事態は避けたいものです。ここでは持ち物についてのマナーも併せてご紹介しますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
①バッグ
殺生を連想させる皮製は避け、布製の黒いバッグを使用します。
黒以外のバッグは勿論、黒のバッグでも光沢があるものや金具、飾りがついているものはNGです。荷物が多くなってしまう場合、大きなバッグを使うのではなく葬儀用のサブバッグを使いましょう。
②ハンカチ
白か黒のハンカチを持参しましょう。ハンカチの色と同色の控えめなレースや刺繍が施されているものは問題ありませんが、ラメなどの光る装飾が施されているものは避けましょう。
③財布
お葬式の際は小さめのバッグを持参することになるため、普段は長財布等大きなお財布を使っている方も、小さなお財布を用意しておくと便利です。
④傘
雨が降っている時や天候に不安がある時は傘が必要になります。黒やグレー、紺色など地味な色の傘を持参しましょう。そのような傘が無い場合はビニール傘を使用しても問題ありません。
⑤お数珠
仏式のお葬式に参列する際は数珠を持参しましょう。
数珠を貸し借りすることはマナー違反となってしまいますので、一人一つずつ用意しましょう。
※神主様が御導師をされます「神道」の神葬祭(葬場祭)や、キリスト教の告別式(お葬式)に参列する場合、数珠は必要ありません。
⑥御香典
香典袋に香典を入れ、袱紗に包んで持参します。
香典袋は白黒結びきりの水引を使います。表に自分の名前を記入し、中袋には旧字体で金額を記入しましょう。
宗教によって香典袋の表書きは異なりますが、仏教であれば「御香典」、キリスト教や神道では「御霊前」と書いてあるものを選ぶと安心です。
※香典に新札を使うと、不幸を予期して準備していたと思われてしまうため、新札を使うことはマナー違反です。万が一手元に新札しかない場合は、一度折り目を付けてから香典袋に入れましょう。
香典袋を包む袱紗(ふくさ)の色は『黒』、もしくは『藍色』や『グレー』などの寒色系とします。
暖色系の袱紗(ふくさ)や柄が入った袱紗(ふくさ)はお祝いごとに使うものなので、お葬式に持って行かないよう注意が必要です。
⑦上記の他に、スマートフォンや化粧ポーチ、常備薬など普段持ち歩いていて必要な物があれば持参します。
お葬式の知らせは突然やってくるもの。
『家族葬』の増加や、『新型コロナウィルス感染症』により、参列機会が減っているように感じます。そのうえ、急いで駆けつける場合もあるので忘れ物が無いように注意することが大切です。
バッグ、ハンカチ、傘、香典、袱紗はそれぞれマナーに添ったものを用意し持参します。また、仏式のお葬式に参列する場合は数珠も持参しましょう。
ありがとうございます。
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