コラム

2020年05月19日お葬式の情報

【『マスク』をしたままの参列は大丈夫?】お葬式のマナーと注意点 ~新型コロナウィルス感染症防止対策について~

 ありがとうございます。

長野県中野市・山ノ内町を中心に、お葬式・家族葬・御法要のお手伝いをさせていただいておりますベルホール吉池の土屋正雄です。

『新型コロナウィルス感染症』

テレビなどで連日様々な報道がされています。

「社会はどうなっていくのか?」「自分たちのこれからの生活は・・・」

不安はつきません。

私たちの長野県では「緊急事態宣言」は解除にはなりましたが、まだまだ緊張した、これまでの生活とは異なる日々が続いています。

こうした中でも、大切な方を亡くされ『お葬式』『家族葬』を営まれる方がいらっしゃいます。


今現在は「新型コロナウィルス」拡大防止の観点から、「マスク」の着用が100%なされております。

少し前までは「マスク」の着用について、何度かお問合せいただいた事がありました。お通夜やお葬式は突然のことなので、風邪や季節性のインフルエンザの流行期、花粉症の時期と重なってしまうこともあるでしょう。ここでは、お通夜やお葬式の場で注意したい、マスク着用のマナーについてまとめました。

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※2020年5月現在、御参列・御会葬にお見えの方々への「マスク」の着用のお声掛けはさせていただいています。

「新型コロナウィルス」の一日も早い終息を願って止みません。


『マスク』着用についてのマナーについて書きたいと思います。


【 お通夜・お葬式にはマスクをしても良い? 】


風邪や花粉症の症状が辛い時でも、お通夜・お葬式などに参列するタイミングは突然やってきます。咳やくしゃみの症状がある場合は、お通夜やお葬式にマスクをつけて参列してもマナー違反にはあたりません。

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参列中、さらに体調が悪化することも考えられますし、他人にうつしてしまってはいけません。お通夜には免疫力の低い高齢の方や子どもなど、さまざまな方が参列します。

風邪症状がある場合は、周囲に配慮して着用することも大切なマナーのひとつです。もし、気になる場合は「体調不良のため」と受付で一言伝えておくのもよいでしょう。

 あまりにも症状がひどい時には、葬儀への参列を見合わせることも検討しましょう。周囲に迷惑をかける可能性も考慮し、参列するべきかを判断したほうがよいでしょう。

また季節性のインフルエンザなど感染症が流行しているような時期にお通夜やお葬式に参列する際には、健康であってもマスクを着用した方が無難です。大勢の人々の集まる場所では、参列者ひとり一人が意識して健康管理に努める意識も大切ですし、マスクをしていた方が、周囲の人にとっても安心感につながります。


【 喪主はマスクをしていても良い? 】


お通夜・お葬式などの御不幸事は突然のことです。喪主・御当家・御親族の方々の体調が万全だとは限りません。マナーとしては、喪主がマスクを着用すること自体は問題ありません。

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しかし、喪主という立場であれば人前に立つことや挨拶する場面も多くなります。身内や、ごく近しい人のみで執り行われる葬儀なら、理解も得られやすいかも知れませんが、規模が大きく沢山の方がお見えになられる場合、喪主様の状況を知らない弔問の方も増えます。中には、喪主のマスク姿を失礼だと感じる方もいるかもしれませんが、咳やくしゃみなどの症状がある場合など、マスクを着用する方が、参列者にとっても安心ですし、エチケットにもかなっています。状況に合わせて臨機応変に葬儀に臨みましょう。

喪主だけでなく、遺族、親族など故人に近しく、参列者をお迎えする立場の方も、喪主と同様、マスクを着用することはマナー違反にあたらないでしょう。


【 妊娠をしている場合、マスクを使用しても良いの? 】


妊娠中にお通夜などに参列する場合も、マスクを使用してもかまいません。

nakanosi sougisya kazokusou masuku.JPG今回のような『新型コロナウィルス』拡大防止時期はもちろんの事、風邪や季節性のインフルエンザが流行する時期には、予防のためにも、また母体やお腹の子どもにとってもマスクの着用は必要不可欠と考えます。

以前の日本では、妊娠中の葬儀への参列は避けるべき、という考え方がありました。しかし近年は、妊婦の参列も珍しくありません。

妊娠中は、精神的にも身体的にも負担がかかります。妊娠時期やその時の体調を考慮し、参列するべきかを慎重に検討することも大切です。

【 まとめ 】

『新型コロナウィルス』拡大防止の観点から、今現在は『マスク』に対する抵抗はありません。一昔前と比べても、現在はマスクを着用してのお通夜・お葬式への参列にも理解が深まりつつあるように感じます。体調や症状によっては、お通夜・お葬式などにマスクをしていくこともマナーとして問題ありません。マスクを着用していても失礼のない振る舞いをするために、事前にマナーを確認し、地域ならではの習慣や注意点を押さえておくことが大切です。

お一人お一人のエチケットや手洗いがとても大切です。

皆様も当然、実施されていると思いますが、お一人お一人感染症拡散対策に努めましょう。

愛する方、大切な方を亡くされ、お気持ちが不安定な御家族様。

その方々が『お葬式』や『家族葬』にしっかりと向き合っていただけるような環境を少しでも整える事、それしか私たちにはできません。

これからどうなっていくか全くわからない、大変な社会情勢ではありますが、先人達の作り上げ、そして守ってきた『葬送文化』をしっかりと受け継ぎ、次の世代にも『葬送文化』を引き継いでいきたいと考えます。

お葬式に関するマナーや疑問点、お葬式や家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に☎0120-40-3448ベルホール吉池までお問い合わせください。

ありがとうございます。


この記事の著者:(株)よしいけ/取締役専務 土屋正雄

土屋正雄

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