コラム

2019年12月17日お葬式の情報

【家族葬】の費用とメリット・デメリット

 ありがとうごいます。

 

 長野県中野市、山ノ内町、長野市を中心に、お葬式・家族葬・御法要のお手伝いをさせていただいておりますベルホール吉池・ベルハウスの土屋正雄です。 

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《 ベルホール吉池 中野会館 》


15年ほど前からでしょうか。私たちの中野市でも、「家族葬」という言葉が聞こえ始め、今では葬儀の経験のない方でも「家族葬」という言葉は耳にされることがあると思います。中野市は長野県の北部に位置し、善光寺平の北部に位置します。平成17年に豊田村と合併し、現在の中野市になり現在に至ります。キノコやリンゴ・ぶどう等は全国でも有数の生産地です

そもそも「家族葬」で誰を呼ぶのか、その範囲は決まっているのでしょうか?

 

 そして「家族葬」は葬儀費用を抑えることができるのでしょうか?

 

 今回は家族葬のメリットとデメリットについてお話しいたします。

 

【「家族葬」とは?】

 家族葬は曖昧です。

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 一般参列者を受け入れる場合もあればお断りする場合もあるなど、明確な取り決めがあるわけではありません。あえて言うならば「家族を中心とした小規模な葬儀」という意味が現状に一番近いようです。

 

 しかしながら近年では、家族や親族のみでのお葬式との解釈が多くなりつつあります。

 

 【「家族葬」でお呼びする範囲との種類と考え方】

 

「家族葬」で誰を呼ぶのか。


その範囲はそれぞれのご家族によって、考え方によって異なるため事前の検討が必要です。

 

    同居の家族のみで執り行うのか?

    家族と親族のみで行うのか?

    親族の範囲の制限は必要か?どこまで連絡をしたらよいか?

    一般会葬を招き「お悔み欄」の新聞掲載(無料)を行うか?

 

これらについてご家族や親族で話し合い、最終的に喪主(御当家)が決定します。

 

【お声掛けする範囲の決め方】

 

 それでは、お葬式をされる皆様は、どのように決めているでしょうか。実はお葬式を行う葬儀会館(ホール)の広さも少なからず関係してきます。

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    先に「お声掛けする範囲(大まかな人数)」を決めて、葬儀会館(ホール)を決める

➡想定人数にあった葬儀会館の施設(ホール)を決める

 

    先に「葬儀会館(ホール)」を決めて、お声掛けする範囲を決める

➡ホールの適正人数に合わせて、声掛けする親族や一般会葬者について検討する

 

特にお声掛けする親族の線引きはとても難しく、重要な事柄です。

 

御家族の中で、ルールを決めずに呼ぶ方と呼ばない方に分けてしまうと、葬儀後に「私は呼ばれなかった」「私は声がかからなかった」などとお気を悪くされることもあり、今後のお付き合いに影響が出ることも考えられます。

親族をお呼びする場合は「故人の兄弟までにする」などの明確なルールを決めたり、「中心的な親族に相談したりする事もトラブルを避ける方法として有効です

また、経験の多い葬儀社や葬儀担当者とも事前に相談する事を、ベルホール吉池ではおすすめしています。

 

【家族葬と葬儀費用】

 

 家族葬と葬儀費用とは直接関係ないように思えますが、実は密接な関係があります。

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《 ベルホール吉池 山ノ内会館 》


 ①葬儀会館(ホール)の広さによって葬儀費用が変わる場合があります

  一般的な話をします。葬儀社様によって異なりますが、例えば

 ●多くの一般会葬者にも対応した200名以上の大きい葬儀ホール

 ●一般会葬者が100名に対応したホール

 ●30名に対応したホール

 ●椅子の無い和室内で行う葬儀

など、使用するホールのサイズによって、価格は大きく変わってくる場合があります(各葬儀社様によりますので事前にご確認下さい)

 そのためご家族・親族だけの家族葬としてもホールの広さによって葬儀費用の総額が変わってくる可能性があるのです。

※「ベルホール吉池」では、会場の種類・大きさによって金額が変わることはございません。お気になる方は事前にご相談下さい。


 ②会葬者と香典収入

葬儀の際に「ご香典の収入」というのも御家族にとって大きな助けになることもあります。

前述の通り葬儀ホールの大きさで葬儀費用の金額は変わる場合もありますが、一般的に親族は一般会葬者よりも香典を多く包むもので、料理の振る舞いやお返し等が増え出費も多くはなるとはいえ、ご香典の収入も多くなります。もちろん、一般会葬者様がご会葬に来ることで、その分の「ご香典の収入」が見込めることになります。

 

【家族葬と一般葬のメリット・デメリット】

 

家族葬のメリットは弔問客へのあいさつ等に気を使わず、故人とのお別れに時間をかけられます。このように故人と向き合う時間を多くとることができるのは大きなメリットです。一方で故人やご遺族のお付き合いが多い場合、葬儀後に多くの弔問客が自宅に来ることで、その対応で疲弊してしまうというデメリットもあります。

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●「家族葬」に一般の方にも来ていただく場合

 

例えば「故人様が高齢で現役を引退して何十年も経っている」「長い間入院していた」など、一般の方とのつながりが希薄となり、お葬式のお知らせをしても御遺族の知人のみで会葬者が少ない傾向が多々あります。

 

このように葬儀ホールの収容人数に問題がなければ、対外的にお知らせして一般の方(会葬者)をお呼びするのも一つの方法です。

 

実は近年、中野市では「一般会葬者をお呼びする家族葬」も増えつつあります。

 

一般会葬者様が特に多くなければ葬儀費用も変わらない事も多いです。

 

親しかった御友人・知人に送ってもらうのも故人様としても嬉しいのではないかと考えます。

また、一般会葬者側として、親しかった方、以前香典をいただいた方のお参りは是非参列したいという気持ちに偽りはないと思います。

一般会葬の葬儀では、お参りを済ませている方が多いため自宅に訪れる弔問客への対応も軽減されます。

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ご家族・ご親族のみの「家族葬」をお考えの方も一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

【 まとめ 】

 

・一般会葬者が入る葬儀でも「ご家族を中心とした小規模な葬儀」であれば家族葬と呼ばれます。しかし、近年では家族葬とは、家族・親族のみの葬儀として解釈されることが多くなってきました。

 

・親族に対して制限する場合は、お声掛けする親族の線引き次第ではトラブルとなるため明確なルールを決める事をおすすめします。

 

・葬儀ホールが同じ場合では、家族のみの場合でも親族や一般会葬者が入る葬儀でも葬儀費用はさほど変わりません。

 

・香典収入や葬儀後の自宅での弔問客の対応を考えた場合、一般の会葬者が極端に多くなく、決めていた葬儀ホールの収容人数内であればお呼びする事はメリットとなります。

 

ベルホール吉池では、大人数の昔ながらのお葬式から、御家族様を中心とした「家族葬」等々様々な「最期のお別れ」のお手伝いをさせていただくべく、経験豊富なスタッフが数多く在籍し、また女性のプランナーも在籍しています。

 

些細な事でも構いませんので、御相談下さい。

 

ありがとうございます。

この記事の著者:(株)よしいけ/取締役専務 土屋正雄

土屋正雄

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